2015年1月に読んだもの

フィリップ・K・ディック

amazon の wishlist から「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を送ってもらったのがきっかけで、フィリップ・K・ディックの作品を読んでいる。 主にハヤカワ文庫SFのやつを選んでいるのだけど、装丁が良いのもとても気に入っている。 http://pkd.jp/ から見れます。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

人間と人間でないモノの話。テーマも良いんだけど、"共感ボックス" で体感したそれが映像としてすごく脳みそに焼きついている。


ユービック (ハヤカワ文庫 SF 314)

ユービック (ハヤカワ文庫 SF 314)

"世界の退行" とともに展開がめまぐるしく、何が正しいのか分からないまま引きこまれた感じ。"ランシターの実体化現象" の気味悪さが印象的だった。


高い城の男 (ハヤカワ文庫 SF 568)

高い城の男 (ハヤカワ文庫 SF 568)

amazon で実写化されてるというのが Rebuild: Aftershow 76: AKB48 Government (hak) で話題になってた。前に挙げた2つより未来的な話ではない。第2次世界大戦の結果が現実と異なる世界で、作中にまたその逆の物語などが登場し、真実とは、真贋とは、みたいな話。

不思議の国のアリス

Alice's Adventures in Wonderland and Through the Looking Glass

Alice's Adventures in Wonderland and Through the Looking Glass

絵がかわいい、と twitter で話題になってたやつ。 何か別のモノを頼んだのと同時に注文されてしまったみたいで、急に届いてビックリしたりしてた。

Re-experience Lewis Carroll’s classic Alice novels with gorgeous manga-styled artwork!

と背表紙にあるのだけど、2,3ページごとに挿絵があってそれが本当にかわいい。

あと、これは実際に読み始めてわかったことだけど、随分と昔に著作権が切れている作品ということもあり、読み進める手助けとなるような 日本語訳 が公開されていたり、英語の朗読 もあったりする。

「英語の本読むぞ!!」みたいに意識高めなくても、「アリスちゃんかわいいです、ペロペロ(^p^)」という普段の調子で読めるのがすごく良い。